義仲英一
安心R住宅制度
こんにちは、義仲です。
既存住宅(中古住宅)の流通促進に向けて、マイナスイメージを払拭し、
既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、国土交通省の告示による
「安心R住宅制度」が創設されています。
安心R住宅とは、建物状況調査等を実施し、構造上の不具合や雨漏りが
認められず、住宅購入者の求めに応じて既存住宅売買瑕疵保険を締結する
用意がなされている既存住宅(中古物件)を指します。
R住宅のRとは、
Reuse・・・もう一度使えるものを廃棄しないで再使用すること
Reform・・・老朽化した部分を、新築時と同等か同等以下にすること
Renovation・・・性能や価値を、新築時より高めること
安心R住宅のメリットは、
・リフォーム工事によって「汚い」イメージが払拭されている
・リフォーム前の場合、設備や費用などについての提案書がある
・リフォーム中の場合、現状の写真を閲覧できる
・今までに実施した点検や修繕の内容がわかる
・適法性や認定・住宅性能評価に関する情報がわかる
・構造上の不具合や雨漏り等に関する保険や保証がわかる
・省エネ性能や省エネ設備に関する情報がわかる
告示公布・施工から2年経過しています。これから皆さんのお住まいの地域
でもR住宅物件が増えていくかもしれませんね。
基礎的な品質や物件の細かな情報開示が必須条件という方は、注目されて
みると良いですよ。
国土交通省、R住宅紹介ページはこちら