義仲英一
第3も大切に
こんばんは、義仲です。
もし、あなたが住まいで、シックハウスが原因で体調を崩した。
結露しやすい。夏は暑く冬は寒い。冬は乾燥しやすく、静電気に
悩まされる。といった経験があるのなら、その住まいは第3の皮膚
としての条件を追求出来ていないのかもしれません。
第2の皮膚は「衣類」を指し、第3の皮膚は「住まい」を指します。
数十年前の知識と技術では、第3の皮膚として条件をクリアするのは
困難でした。しかし現在は、素材や性能にこだわり安全性や機能性を
追求できる状況にあります。これはとても幸せなことです。

例えば、自然素材でつくられた住まいは、家自身が呼吸しています。
化学物質による悪影響のリスクも少ないです。床や壁に使われた資材が、
勝手に湿度を調節してくれます。それにより、喘息の症状が和らいだり
まるで森林浴のようにリラックスできるなど、心と体に良い影響を与え
てくれます。室内の温度や湿度が安定することにより、ヒートショック
などの健康被害を防ぐことも出来ます。
第3の皮膚といっても、優先順位が3番目というわけではありません。
第1、第2の皮膚と同じように大切に考えたいものです。大切に考える
ことが出来たなら、きっと住環境が豊かになると思うのです。