義仲英一
どこに窓をあける=どこに壁を残す
こんにちは、義仲です。
今日は窓と壁の関係性についてです。プラン計画の参考に
していただければ幸いです。
窓をつくるとその周りに残るのは壁です。どこにどんな
大きさの窓を配置するかによって、室内の壁の場所、面積
が決まります。
意外に気付きにくいかもしれませんが、壁面の量は暮らし
心地を左右するポイントとなります。
家具を置いたり、絵を飾ったりと、場所をプラン計画段階
から意識しておくと、住み始めてからの快適さに差が現れ
ます。特にダイニングテーブルやソファなどの大きな家具
やテレビを置く位置と関係する壁は意識して確保したいも
のです。
明るい部屋にしたいからといって、大きな窓を沢山作って
しまうとこれらの配置が難しくなるので注意が必要です。
ソファスペースの奥に掃き出し窓を作ると、ソファに座った
人の前を誰かが頻繁に行き来する動線を作ってしまい落ち
付かない雰囲気を作ってしまうケースがあったりと、窓の
配置は外との関係性だけで無く、室内での過ごし方にも
関わるのでバランスを考える事が大切になってきます。
窓の配置で行き詰まってしまった場合は、建築用地と近隣
の状況がわかる資料を用意して建築会社に相談しましょう。
