義仲英一
該当していますか?
こんにちは、義仲です。
皆さんが住みたい、家を建てたいと思っている地域は、防火地域・
準防火地域に該当しているか知っていますでしょうか?
建築物が密集した地域で火災が起きると、被害が拡大する恐れが
高まります。それを防ぐために設定されたのが、防火地域・準防火
地域です。
防火地域では、地階を含む階数が3以上の建築物や延べ床面積が、
100平方メートルを超える建築物は、耐火建築物(通常の火災時
の火熱に対し、主要構造部が非損傷性と延焼防止の性能をもち、
火災の規模によっては一部を修繕すれば再利用できるような建築物)
の仕様にしなければなりません。もちろん住宅も該当します。
防火地域に設定されることが多いのは、町の中心部や商業地域など
です。そして、防火地域をぐるりと囲むように設定されるのが準防
火地域と考えて下さい。
利便性に優れた地域は、建築物が密集しがちです。となると、防火
地域や準防火地域に指定されている可能性が高いという訳です。
延焼の影響を受けやすい外壁の防火構造の事。ドアや窓などの開口
部は一定の防火設備仕様としなければならない。など、防火に対し
て考えられた基準を満たして建築する必要があります。
場合によっては、皆さんが思い描いている家づくりに支障が出る可
能性があります。
不動産の広告からでも防火地域・準防火地域に該当しているかを確認
する事が出来ます。防火の仕様や詳細については、建築会社や設計事
務所へ訪ねると良いです。土地を購入する前に、しっかり確認してお
きましょう。