義仲英一
玄関照明計画の参考に
こんにちは、義仲です。
玄関の明るさは気になりますか?
お客様や家族を出迎える空間ですので、照明計画の提案中、十分な
明るさが有るのか等、気にされる方は多いです。
そんな玄関周りの照明計画で注目しておきたい点をご紹介します。
照明計画の基本としては、玄関から家の中に進んでいくにつれて徐々
に明るくしていきリビングで最大の明るさを取るよう設計します。
例えば、人が集まって過ごすリビングやダイニングよりも、玄関・
廊下・トイレの方が明るい家ってめったに無いですよね。
一般的には、玄関ドアの外の照明の照度は40〜60W形電球相当、玄関
ホールの照明の明るさは60〜100W形電球相当が丁度いい明るさになる
と言われ目安とされます。
防犯面で注目されセンサー付き照明の採用も増えています。人に反応
するだけでなく色んな設定が出来るものも有り魅力的ですが、採用の
際は便利な反面、イレギュラーなケースには対応しにくい点があるので
気を付けて下さい。
玄関でちょっとした片付けなどをした際、点灯時間の設定が短いと消えて
しまい、再度反応させる必要があります。いつもより長い時間センサー
照明の範囲に居る時、わずらわしさを感じてしまう事がかもしれません。
お客様を招く際、お洒落な雰囲気を出したいと間接照明を採用される場合
もあります。それに伴い増えるのがスイッチの数です。元々、スペースの
割にはスイッチの数が多くなりがちな玄関です。
どのスイッチがどの照明につながっているか、わかりやすい照明計画が
必須です。間接照明を付けた時は別々にスイッチを付けると使わない確率
は格段に上がるので、1つのスイッチで間接照明も付くようにしておく事
をお勧めします。
素敵で機能的な玄関にする為、照明計画をお考え際は、ご紹介しました
内容を参考にしてみて下さい。
