義仲英一
現在の住まいについて知る
こんにちは、義仲です。
外部から受ける力や影響に対する「しぶとさ、強靭さ、回復力」を
意味する言葉、レジリエンス。
レジリエンスを高めるには、まずは現在の住まいについて知る必要
があります。そして、普段は暑すぎず寒すぎず、安全で健康的に
暮らせるようにすることや、災害時に受ける被害を小さくし、素早く
回復できるようにするといった点も考えられていることも重要となって
きます。
住まいの健康リスクや災害リスクを書き出してみましょう。
次に、そのリスクに対して必要な備えや対策を考えてみましょう。
これが住まいのレジリエンスを考える基本となると思います。
一人で考えるより家族やご近所の方と一緒に考えたりする方が、
より広い視野を保つことができるのでおすすめです。もっと言うと
お子さんも巻き込んで考えるのが理想です。
日本サステナブル建築協会が公表した、リスクに気付くためのチェック
リストの一部を紹介したいと思います。「平常時のレジリエンス度」の
チェック項目となります。
・夏、今や寝室を涼しくできますか?
・冬、トイレや浴室を温かくして使えますか?
・日ごろ、運動したり体力維持に努めていますか?
・気軽に相談できるかかりつけ医はいますか?
・階段や段差で転ばないよう対策していますか?
・夜、老化や会談で足元を明るくしていますか?
・防犯の備えはしっかりできていますか?
・太陽光発電などの創エネや蓄電をしていますか?
・家や設備の点検・メンテナンスをしていますか?
「はい」の数が少ないほど、自宅のレジリエンス度が低いと判断する
ことができます。現在の住まいについて知るための参考にしていただけ
ればと思います。