義仲英一
ゲストルームを考える
こんにちは、義仲です。
住まいに来客用のゲストルームを設ける場合、どんな空間をイメージ
されますでしょうか?住まいの中でも主な空間とはならないのですが、
計画の際は考慮すべき点が多い空間と言えるでしょう。ゲストに泊まって
もらう事も可能にするとなれば尚更です。
洋室にしてベッドを置いてしまうと部屋としての自由度が低下しますので、
先ずは部屋の使用頻度について考えましょう。
ゲストルームと言っても来客の無い時は、家全体の広さによほどの広さの
ゆとりが生まれない限りは、家族の誰が使用しても良いように多目的に
利用出来るように計画されるのではないでしょうか。
普段は読書を楽しんだり、くつろいだりと自由度の高い部屋にしようと思う
割合の方が多いと思います。
宿泊可能なゲストルームにする場合は、布団をしまえる収納とセットでの部屋
構成をお勧め致します。
インテリアのバランスを崩す事が無いようでしたら、畳を敷いて和室としても
良いと思います。
使用頻度をイメージして、寝泊まりについて考え、部屋の様式を決めるという
流れがスムーズですよ。

身内だけで無く、不特定多数の方々をゲストルームへ招く場合は、特にゲスト
への心配りを念頭に置く必要があります。家族の寝室とは別のフロアにしたり、
同じフロアなら間に別のスペース挟んだりと、配置の仕方・仕切り方について
考えておく必要があります。
ゲストルームを採用する際は、生活を共にする家族もゲストとして来られる
お客様もストレス無く使用する事が可能になるように計画を組み立てて行ける
ようにしましょう。