義仲英一
日の当たらない方角に
こんにちは、義仲です。
バルコニーといえば、日の当たる方角に。と考えるのが一般的ですが、
日の当たらない方角に設ける事で活きるバルコニーがあります。それは
サービスバルコニーというバルコニーです。ご存知でしょうか?
キッチンが1階にある場合は、勝手口をつくることですぐに外に出られる
動線がつくれますが、2階の場合はキッチンから出入り出来る外空間は
ありません。そんな時便利なのがサービスバルコニーなんです。
冬の野菜の保管場所にしたり、分別ゴミを置いておけるようにしたりと、
重宝する空間です。このような使い方をする場合、日の当たらない方角に
設けるバルコニーが活きるのです。

リビングなどに面するメインのバルコニーとは別に直射日光の当たらない
北側、北東側にサービスバルコニーを設けるのも生活を豊かにする工夫の
一つです。
バルコニーや勝手口のドアというのは、目線に入りやすいと落ち着かなく
なってしまうものです。なるべく死角になる位置選びも意識されるとスト
レスの少ない間取りにすることが可能です。
大きなバルコニーにする必要はありません、目的が果たせれば畳1帖程の
大きさで十分です。バルコニーは洗濯物の干し場という考えを少し崩して
みても面白いものですよ。