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  • 執筆者の写真義仲英一

いつまで頼る?

こんにちは、義仲です。

先日、リフォーム仕立てのオープンハウスへお邪魔する機会がありました。

見た目を良くする事が一番の目的である事が良く伝わるリフォームでした。

残念ながら、工業化製品である新建材が沢山使われており、環境は良いとは

感じませんでした。最近では、自然素材を活用してつくられた環境の良さを

体が覚えてしまっている事も影響しているのでしょうが・・・


戦後、日本の住宅は急激に不足したということもあり、施工が簡単な新建材

が普及しました。都市の防災という観点から不燃材料の要求が高まってきた

事も工業化製品の多様化に拍車をかけました。

住宅の量的不足が解消されて、質の時代と呼ばれ機能性が重視されるように

なっても一部でしか新建材の見直しはされていません。


家を構成する一つ一つの部材に対して、「どこからやって来て、どこへ行く

のか」を問い直す事が求められる時代にもなっていると言われています。

それは、見た目だけでは無く住環境の良さを求める思いが存在しているから

です。工業化製品に頼る家づくりは、時代遅れと言われる時代がやって来て

もおかしくないと私は思います。

大量生産、大量消費、企業寄りの住宅業界の仕組みがどうにかならないものか

とまた考えてしまいました。


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