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  • 執筆者の写真義仲英一

ジメジメしない家をつくる為に

こんばんは、義仲です。

梅雨真っ最中。湿度が高くすっきりっとしない日が増え増えてしまう

この時期は湿気にいかに対応するか考えてしまう時期ではないでしょ

うか?

湿度と上手く付き合える家。ジメジメしない家をつくる為に考えてみ

たいと思います。


私でしたら先ず家の構造に目を向けてみます。

よく比較されるのが、木造か?コンクリートか?です。湿度に関する

悩みは、木造住宅に住む方よりも鉄筋コンクリート造のマンションに

住む方の方が多いと言われています。もともとコンクリートは、セメ

ントと水が混ざり合うことで固まる材料なので、多くの水分が含まれ

ています。その水分は建物が完成した後も、少しずつ放出され続けま

すので、コンクリートで囲まれた構造だと、木造より湿度の対応の仕

方に苦労しそうですね。家具の置き方にも気を遣いそうですし、私は

木造の方が合ってそうです。


理想的な湿度量は40~60%が好ましいと言われます。出来るだけ理想

的な湿度量で過ごしたいと思いますよね?その為に私は構造だけで無

く内装材にもこだわります。自分に合いそうな構造を見つけても内装

材との相性が良くなければ意味が無いからです。

湿気に強い無垢の床、湿気を溜め込まない漆喰の天井・壁。日本の

気候風土に適した材料を求めます。湿気を吸い、湿気を吐き出すとい

う呼吸をする材料です。理想的な湿度量の40~60%で生活する為に、

構造と内装材の相性も大切にしたいと考えます。


構造や内装にこだわらなくても、機械の力で快適な環境を作り出して

しまうという選択肢も有ります。ですが私は、使われる資材同士が相

性良く組み合わさって出来上がる湿度に対応出来る性能を秘めた空間

に魅力を感じます。室内環境悪化を招きやすい湿気と向き合う為に、

皆さんはどれだけこだわりますか?








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