義仲英一
回遊動線は必要か?
こんにちは、義仲です。
間取りのスペース同士をつなげ、ぐるぐると回れるようにする回遊
動線プラン。最近では多く取り入れられるようになってきました。
生活や家事の動きがスムーズになったり、動線の渋滞を防げたりと、
メリットは多いのですが、ある間取り計画を検討されている際は、
採用に注意が必要なんです。

ある計画とは、収納を充実させる計画です。
回遊動線を実現させるには、回遊のための通路を確保する必要が
あります。従来壁になるはずの箇所も通路とする事が多いので、
収納をとり辛くなるという点があるのです。
造りつけの棚はもちろん、家具を置く場所も限られて来ます。
回遊動線の便利さに惹かれてプラン採用したけど、重要視していた
収納計画が納得いかない。なんてことにならないようにしなければ
なりません。
合せて気にしておきたいのが、証明のスイッチ配置が少々複雑に
なってしまうことです。1つの場所に複数の出入り口が出来る形に
なるので、照明をどこで付けてどこで消すかを考えておかないと、
不便な思いをすることになるので気を付けましょう。
魅力の多い回遊動線ですが、本当にあなたの住まいには必要か?
をしっかり考えてプランに反映するようにしてくださいね。