義仲英一
家事動線づくり
こんばんは、義仲です。
動線の中でも、家事をする動きに関わるものを家事動線と言います。
家づくりの計画を始め、間取りを考え出している方は、ご存知でしょう。
料理、洗濯、掃除など。小さなお子さんがいらっしゃるのなら子供の
身支度やお風呂の世話なども動線に加わってきます。
意外と考える事が多くて動線のイメージが絞れない。と悩んでいたり
しませんでしょうか?もしお悩みでしたら、同時進行したい家事は何か?
考えて整理してみましょう。その家事を行うスペースを近づけて配置し、
動線として成り立つか確認しましょう。
同時進行したい家事をはっきりさせることが、毎日の家事の負担を軽減
させる第一歩となります。

多くの事例を見ていると、台所仕事と洗濯の同時進行を希望されるケース
が多い気がします。キッチンと洗濯室の距離を近づけて、更に可能であれば
家事室や室内干しスペースやバルコニーへとつなげるプランです。
図面上では上手くまとまった間取りと思っていても、必ずしもそうとは言
い切れない場合があります。ライフスタイルと合っているかが最重要です。
「共働きなので、家事は夫婦で分担制なんです。」というご家庭では、前述
したプランが適していないかもしれません。
家事動線づくりには、〈基準となる自分たちの暮らし方を見直すこと〉と
〈何を同時進行するか整理すること〉が大切になります。反映して良い
プランになるように意識してみましょう。