義仲英一
形次第
こんにちは、義仲です。
近所の家の外観を見ると、じつにいろんな形があります。
地図サイトの上空からの写真を見ても正方形、長方形、L字型、
コの字型と、様々確認することが出来ます。
風水や家相を重視する場合は、できるだけ張りや欠けを避けようと
するでしょう。デザイン性や利便性を重視する方は、あえて張りや
欠けを取り入れることもあります。
それぞれの家族のこだわりの結果が、目の前に広がる家々の外観と
なるのです。
家の形で影響が出るのは、やはり費用と耐震性です。
全く同じ坪数の家でもその形状によって費用が異なります。形次第
という訳です。四角形の家と比べると、凹凸がある家は外壁の面積が
増えます。面積が増えるということは、材料費が増えるということです。
耐震性に影響があるのは、形が違う事で剛性(曲げやねじりの力に対する、
寸法変化のしづらさの度合い)が異なるからです。
単純に考えると四角形の総2階の家が費用面と耐震面のバランスが良いと
言えます。ですが、費用や耐震性を優先する場合ばかりではありませんので
実際はそんな家ばかりにはなりません。
費用や耐震性を重視する際はプラン作成前に忘れずに伝えるようにしましょう。
プラン決定の近道になりますので。