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  • 執筆者の写真義仲英一

風の通り道を活かす

こんばんは、義仲です。

いえの中で必ず吹抜けとなる空間といえば、階段室・階段ホールです。

この空間を風の通り道として活かせば、家全体としての心地良い空間

づくりに役立ちます。

通常の箱階段でも下から上へと空気は抜けて行きますが、もっと効果的

なのが、スケルトン(ストリップ)階段です。






















踏み板とフレームだけで構成された階段で、箱階段では足の指先に設置

されている蹴込み板がありません。蹴込み板が無いので、風が抜けやすい

仕組みとなり縦横無尽に空気が流れて行きます。

上下階を一直線に結ぶ直階段、上り下りの途中で向きが変わる曲がり階段、

階段の形状によってそれぞれ違った風の流れを生み出します。


階段の上にハイサイドライト(高い位置の窓)やトップライト(天窓)を設けると、

上昇気流によって下から押し上げられた空気が窓から抜けて行くので通風の効率

を更に上げる事が可能となります。

風通しの良い間取りを希望される際は、水平方向の空気の流れと垂直方向の空気

の流れ、両方のバランスを考えて配置したいですね。



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