義仲英一
個別と集中
こんにちは、義仲です。
お家の収納は部屋ごとに設ける個別収納と兼用して使用
出来るように集中させて設ける集中収納のどちらの割合
が多いでしょうか?収納空間の作り方は、建築コストの
節約に繋がりますので、これから家づくりのご計画を進
められる方は、家づくりにおける収納空間の優先順位を
定めておかれる事をお勧め致します。
一部屋に対して収納やクローゼットを設けたいと考える
場合、そこに扉は必要ですか?リビングやダイニングなど
は空間を共有する人数が多い為、収納部分に扉が必要と
されやすいですが、寝室などの個室は使い方によっては
扉無しの収納が作りやすいと言えます。個別収納は開放
的でも良いか、そうで無いか建築コストに影響してくる
と言えます。

最近では、家族兼用のウォークインクローゼットやパント
リー、玄関に近い収納をシューズクロークと一体とさせる
集中収納方式が増えました。動線計画を向上させる目的は
勿論ですが、建築コストの節約も期待出来るので人気の
理由です。収納の優先順位が低いと採用しにくい面があり
ますが、一度検討されてみる価値はあります。

個別収納と集中収納、どちらの収納も使い方によって活き
てきます。想定する間取りに活きるのはどちらの収納なの
か考えてみましょう。