義仲英一
こんなはずじゃ・・・を防ぐ
こんばんは、義仲です。
何度も練り直して、やっと答えを見つけたはずの収納間取り。
しかし、住み始めると「この部屋は収納が足りない」「計画の
場所に収納家具を上手く置けず、不便」など、あれこれと問題
が出てくるかもしれません。「こんなはずじゃなかった」を防ぐ
為にこんな方法を試してみましょう。
〇収納スペースを2割程度増やしてみる。
新築や家族の成長をきっかけに、収納したいモノは増える傾向
にあります。片付けが得意では無い。物をなかなか捨てられな
いという方は、階段下や床下なども有効利用し、収納スペース
を現在の2割程度増を目標にすると、収納力不足に悩みにくく
なりますよ。
〇縮尺を合わせた家具を図面に置く。
「収納部分(家具)の配置が悪かった」「クローゼットの扉が
全開出来なかった」そんなトラブルは少なくありません。
トラブル防止には、計画図面の縮尺に合わせて作った紙製
の家具を置いて、図面をよりリアルに読み取ってみましょう。
何センチの間隔があれば移動のストレスを感じないかは、人
によって感覚が違います。その感覚を明確にするために簡単
なモデル家具を作ってましょう。
収納計画の成功には実際に使用される方が収納のカタチを定める
事が一番大切だと思います。色々と対策を施す事も大切ですが、
どれだけの物を収納するのか、どう収納するのかが定まっていな
いのであれば、先ずはしっかりと定めましょう。
