義仲英一
コロナ渦ローン返済
こんばんは、義仲です。
ある調査によると新型コロナの影響で、住宅ローン返済中の4人に1人が
返済に支障をきたしているそうです。
このような状況を受けて、金融庁は各金融機関に住宅ローン返済について
柔軟な対応をするよう要請、対応の一例は次のようなものです。
・一定期間、返済額を減らす
・一定期間、元本を据え置く
・ボーナス返済について、返済月や返済額を見直す
・最大15年間の返済期間延長(条件を満たした場合に限る)
・弁護士などの登録支援専門家による手続き支援を無料で受けられる
・債務整理しても、債務者の事情によっては財産の一部を手元に残せる
・債務整理を個人信用情報に登録しないことで、新たな借り入れが可能
返済が滞ると、契約者は電話や訪問、郵便などによる督促を受けます。
延滞が半年続くと、一括返済を求められます。その内容は記録に残るため、
クレジットカードの利用や携帯電話の契約などができなくなり、日常の
様々な場面で支障をきたすことになってしまいます。
それを防ぐには、支払いが遅れる前に相談して返済内容を変更するしか
ありません。ですから、もし次回の返済に不安を感じる。そのような状態
でしたら一日も早く金融機関に相談しましょう。相談は、必ず延滞前にです。
こんな時だからこそ資金計画の見直しが大切です。残業代やボーナスを当てに
したローン返済計画を立てようとしていませんか?
それらの収入は、景気の動向次第で減額や全額カットもあり得ます。
残業代やボーナスが無くても可能なローン返済計画を立てれば、不安要素を
減らすことが出来ます。
さじ加減は各家庭の家計次第ですが、残業代やボーナスを当てにしない方が
安心のはずです。その他、不安要素があればこの機に解消出来るように資金
計画の見直しを行いましょう。