義仲英一
広告宣伝
こんばんは、義仲です。
本日は住宅の広告宣伝について触れてみたいと思います。
住宅雑誌は広告で成り立っています。スポンサーやクライアントの意向は絶対であって、
無視することは出来ません。もちろん広告主の不利になるようなことは、まず掲載される
ことはありません。逆に消費者にとって不利になろうが、広告主にとって都合のいい場合
はそのまま載ることはあります。
雑誌に職人の特集を組もうとしたが、広告主のハウスメーカーからクレームが付くという
ような事も実際にあるようです。なぜなら、ハウスメーカーにとって職人意識と言うのは、
コストはかかる、工期は延びる、監督しにくい等、マイナス要素が多いからだと予想する
ことが出来るのです。住宅雑誌の情報は、鵜呑みにするのではなく、裏を知ろうとする必要があるということです。
ところで、広告はなぜ出すのでしょうか。それは広告を出さないと、あなたに知ってもらえないから。提供する商品があまり良くなくても、なぜか広告が上手なところもあります。
商品力では売れないので売り方を工夫しているということかもしれません。
逆に家づくりに自信のある建築会社は、売り方が下手かもしれないです。現実、紹介だけでお仕事を頂いている会社も存在するくらいですので。
広告を出している住宅メーカーを選ぶ場合は、要注意。チラシや新聞広告で注意すべきは、大切なことほど小さく表示されてることです。
業者にとっては都合の悪いことなどが書かれているかもしれません。ですから、大きな文字よりも小さな文字の方を注意深く読んでください。
文字だけでなく、素晴らしい写真も多く掲載されていることが殆どです。あなたを夢心地にし、購入意欲をかきたてる仕組みになっています。
広告宣伝に目を通すという事は、家づくりを始めるきっかけにもなります。広告の内容通りに家を建てれば、後悔しない家づくりを実現出来るとは思いません。惹かれる内容があるならば、「本当はどうなの?」と確認する時間を設けるようにしましょう。