義仲英一
メリハリ配置
こんにちは、義仲です。
建築を検討出来る土地が見つかったら、実際に建物の配置を考えたりと
家づくり計画の楽しさが広がって行きます。
本日は敷地の空け方について紹介したいと思います。よろしければ参考
になさって下さい。
土地の形状と建物規模のバランスにもよりますが、単純に南側だけ広く
空けるというケースはあまりお勧めしません。他の北、東、西の3辺を
ただの通路にしたくなければ、境界線いっぱいまで建物を寄せられる
通りを作り、空けられる通りはダイナミックに空けるというような建物の
メリハリ配置を取り入れてみるのも良いでしょう。
空きをとるのは南側にこだわらずに、室内からの視線が遠くに抜ける場所、
プライバシーを守りやすい場所、お隣にグリーンがあれば借景出来る箇所
を選ぶと良いです。

建物配置の善し悪しは、想像以上に建物の無い部分をどうつくるかに影響
されるという点が大きいものです。余った部分を庭に...という考えは捨てて
しまって、敷地全てを生活空間に出来るようにと考えを持つと良いと思います。
そうすることで、室内と室外につながりを持った有効的なプランが生まれる
事でしょう。