義仲英一
見た目だけではなく
こんにちは、義仲です。
お家時間が長くなることで、家での過ごし方について考える機会が増えて
おられる事と思います。皆さんはどんな視点で考えた事がありますか?
子供が成長してからは、混雑したレジャー施設などに行く機会が減ってきたし、
外出する用事が無い日はのんびりくつろごう。この考えも家での過ごし方を
考えるに該当します。
フローリングの部屋だとそんな過ごし方をしないな…と、ふと思い、畳が
気になっているという方もおられるのではないでしょうか?
天然のいぐさを使用して作られた畳は、湿度調整、空気の浄化、癒し効果など
をもたらしてくれるのですが、ダニやカビを発生させてしまいやすいという面
を持ち合わせています。
そんな天然畳の欠点を補うことができる商品として開発された、プラスチック畳
(ビニール畳)の存在をご存知でしょうか?天然では無いので歯ブラシに使われて
いるような素材でつくられている畳です。着色によって風合いを出しているので、
一見天然のものにも見えますが別物です。
プラスチック畳防虫処理に使用される薬剤の規制がゆるく、人体に有害な薬剤が
使用されているケースもあります。

遠目では判断しにくいビニール素材の畳
時代の移り変わりによって、畳も天然要素の高いものだけでなく、人工要素の高い
ものも扱われるようになっています。くつろぎの為の手段として畳を選ぶという
場合、選択次第では目的が果たせない場合があるかもしれません。
見た目だけで納得するのではなく、畳は畳でもどんな畳なのか?を理解して選択
されることをお勧め致します。