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  • 執筆者の写真義仲英一

熱を伝えにくく


こんにちは、義仲です。

最近のように日中の暑い日に、たまたま家の外壁に触れた時、「熱い!」

と感じた経験はありませんか?

熱さを感じる外壁は熱を室内に伝えてしまっています。残念ですが熱を

伝えにくくする遮熱の作用がありません。

外壁が熱を持たなければ、物体同士が直接触れあって伝わる伝導熱も

起こりにくく、空間から伝わる輻射熱も起きにくくなります。

皆さんのお住まいの外壁は熱さを感じませんか?


改めて遮熱とは、熱のもととなる日光が物体に当たっても跳ね返される

ことにより、物体が熱を持ちにくくする工法です。

どんなにしっかりとした断熱工法を採用しても遮熱の考えが0であれば

かなり損をするでしょう。遮熱をおろそかにしてしまうと壁面温度に

実に20度以上の差が生まれます。それだけ熱\を伝えやすくしてしまう

のです。


アメリカでは遮熱の考えは一般的ですが、日本ではまだまだです。

コストの面から敬遠されてしまう事も少なくないと思います。

新しい住まいについて考える際に快適性を求めるのなら断熱ばかりに

偏らず、熱を伝えにくくする遮熱についても考えましょう。

太陽が沈んで夜になっても残る部屋の中の嫌な暑さは、きっと遮熱の

作用が働いていないからですよ。

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