義仲英一
リノベーション向き物件
こんばんは、義仲です。
きれいな住宅を手に入れたくても、予算が合わず新築は難しい…
そんな方にお勧めしたいのが中古物件を購入してリノベーションをする方法です。
リノベーション向き物件について触れていきますので計画を考えておられる方は
是非参考にしてみて下さいね。
そもそもリノベーションとは?リフォームと同じ感覚で考えられているかもしれ
ませんが、少し違います。リノベーションは大規模工事が前提となります。
「大規模な工事を行って、新築の時より良い性能の住まいにする」ことを指します。
現状を回復するだけではなく、新しく機能を追加したり、変化したライフスタイルに
合わせて改善するというものです。分かりやすい内容は耐震工事や部屋数の変更など
が挙げられます。
戸建て住宅の場合、あまりに古い家は現在の耐震基準を満たしていないので、自然災害
の影響で倒壊するおそれがあります。2000年以降に建てられた住宅なら、最新の耐震基準
をクリアしているので、基礎工事や耐震工事といった手間が省けてリノベーションを検討
しやすいと言えます。
間取りや面積などの物件内容を申告し、その内容に相違なく建てられた建物であれば完了
検査書が発行されます。古い住宅は単純に申請忘れでとっていないこともありますが、
中には違反建築を行って申請書が通らなかった物件もあります。
そういった物件は銀行からリノベーション費用の融資を受けることができません。中古物件を選ぶ際には、この検査書が残されているかどうかをきちんと確認したうえで購入するということも大切です。
マンションの場合は戸建てと違い、共有部分や耐震面、マンションの管理体制によって、様々な制限が課されます。マンションを購入される場合は、自分が行いたいリノベーションができるかを、先ず確認しておきましょう。
マンション構造の一種に「ラーメン構造」と呼ばれるものがあります。このラーメン構造は柱や梁が太く頑丈なもので出来ており、壁の位置を自由に動かせるというメリットがあります。間取りを大きく変更したい場合は、ラーメン構造のマンションを検討されることをお勧めします。
そして、リノベーション費用を抑える方法としては、なるべくイメージに近い間取りの物件を探すことで余分な手間や作業を省けます。物件が欲しいと思っても直ぐに理想の物件が
見つからないのが、物件探しの難しい所です。可能な限り早い時期から物件情報に触れて
物件と見つける道筋を作っておくようにしましょう。