義仲英一
先取り貯蓄
こんにちは、義仲です。
住まいづくりの際には建物本体の工事費用以外に様々な費用が発生します。
保険料や登記費用などもその内の一つとなります。一般的に諸費用として
扱われる費用です。
諸費用を支払う時期は様々なので、それぞれの段階できちんと支払いが
できる体制を整えておける事が理想です。「先取り貯蓄」で諸費用の支払い
に備えてみませんか?
「先取り貯蓄」ができる預金の形式の代表は、各銀行が取り扱っている
「自動積立定期預金」です。毎月一定の日に指定口座から指定金額が定期
預金に振り替えられる仕組みで、給与振込口座などに利用しているメイン
バンクで誰でも気軽に始めることができるのが魅力です。
自分で引き落として別口座に移す手間がなく、面倒くさがりの人にも向い
ています。勤務先に社内預金や財形貯蓄制度がある人なら、これらを利用
して、給与天引きでお金を貯めることもできます。
財形貯蓄には目的に応じて「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」
の3つの種類がありますが、1年間に50万円貯めるという目的なら、貯蓄の目的が
限定されない「一般財形貯蓄」が便利で、1年間は払い戻しができないため、使い
込み防止効果もあります。「先取り貯蓄」の方法の一つとして検討しても良いと
思います。
貯金ができる人に共通することは、残ったお金を貯金するのではなく、先取り貯蓄
し、残ったお金で生活することだといいます。先に貯蓄しているので、残ったお金
をどう使うかは自由。家計簿をつけるのが苦手な人や貯金が増えないと悩んでいる
人にはピッタリの貯蓄方法ですので、ご検討されてみては如何でしょうか?