義仲英一
敷地内の電柱
こんばんは、義仲です。
土地探しをしている過程で、敷地内に電柱が立っている。そんな土地に
出会ったことはありませんか?本日はそんな電柱の話です。
「高圧電線の近くで暮らすと健康被害のリスクが高まる」との考えが欧米
を中心に広まっている影響から、高圧電線を嫌悪施設と考える人も今では
少なくありません。電磁波によるリスクに敏感な方は、高圧電線だけで
なく、近所の電線にも不安を抱いておられるかもしれません。皆さんは
いかがでしょうか?
実際、IHクッキングヒーターからの電磁波被爆の報告も有りますし、電磁波
対策に慎重になられるのは良いと思います。土地を考える段階から安心して
住める事を考慮して計画するのは大切な事です。電磁波測定器はレンタル
サービスも有りますし、測定を行って安心できるか判断するのも手段の一つ
です。
健康被害のリスクだけで無く、見栄えにも影響する電柱。敷地内に電柱が
ある場合、電力会社から電柱敷地料が支払われます。
しかし、作業の度に作業員が敷地内に入ること、鳥の糞や鳴き声、防犯面の
不安などから電柱が立つ敷地を避けたいと思うのが普通でしょう。
「ただ、土地の有る地域は気に入っているし...どうしようか...」という場合
もあるでしょう。そんな時は移設の相談をしましょう。地域の電力会社に連絡
すると担当者が現地を訪れて、相談に乗ってくれるという流れになります。
敷地内から公道への移設や、移設距離が長い場合など、移設が困難な場合も
ありますので、納得のいく形で対応可能かしっかり確認しましょう。
次回土地探しで現地訪問する際は、土地に対しての電柱の位置を意識してみる
と良いですよ。