義仲英一
湿度を知っておく
こんばんは、義仲です。
今日から6月ですね。暑さも厳しくなって行きそうです。
熱中症発症リスクも高まる時期ですので予防、対策をしっかりと
行って参りましょう。
暑さ指数は、『気温の効果=1割、湿度の効果=7割、輻射熱の効果=2割』
で計算されています。
汗は、蒸発する時に体内の熱を逃して体温を下げてくれますよね。
しかし、湿度が高い場所では汗が蒸発しにくいため、体温を下げる効果が
弱まります。実際、気温が同じでも湿度が高い日の方が熱中症患者数が多い
のは湿度の影響が大きいからです。
熱中症予防を目的として定める暑さ指数は、人体の熱収支に与える影響の大きい
『気温』『湿度』『輻射(ふくしゃ)熱』の3つを取り入れた指標です。
・ほぼ安全・・・参考気温24℃未満、暑さ指数21℃未満
・注 意 ・・・参考気温24~28℃、暑さ指数21~25℃
・警 戒 ・・・参考気温28~31℃、暑さ指数25~28℃
・厳重警戒・・・参考気温31~35℃、暑さ指数28~31℃
・危 険 ・・・参考気温35℃以上、暑さ指数31℃以上
と、環境省の情報提供では5段階に分類されています。
屋内でも発症例の多い熱中症。皆さんの住まいの湿度は高めではありませんか?
気温と湿度のバランスはとれていそうでしょうか?熱中症対策に湿度管理は欠かせ
ません。住まいの湿度を知る事から対策を始めて行きましょう。