義仲英一
数値化よりイメージを
こんばんは、義仲です。
家具や家電の配置を考えながら、楽しい想像を膨らませたり、
チラシなどで間取りを見かけた時、自分の思い描く間取りと
違っていたらツッコミを入れてみたりと、住まいの間取りを
考えるのは楽しいものです。
しかし、家づくりが具体化したら、別の考え方を取り入れて
欲しいんです。
例えば、「4人家族だけど6人でも座れるようなテーブルを
置きたい。その理由は、子供が宿題をしている傍らで趣味で
読書をしたり、お酒を飲んでくつろいだり出来るから。」
という風に、家族の様子を思い浮かべ、そこからイメージを
膨らませていく考え方です。
LDKは最低16畳欲しい。子供部屋は6畳確保して、均等
に。と、数値化しながら考えるのは控えてほしいです。家族
と過ごす時間が減る家になってしまった、、、という事例が
多く有るようですし。
家づくりの目的は、家族が今以上に幸せに暮らせる事。
ならば、そんな空間づくりを最優先するのは、当然と言えば
当然です。しかし、いろんな情報に触れるうちに、その軸が
ぶれてしまいがちです。軸がぶれると家の完成後に悔やむ事
が多くなります。軸がぶれると良くない事は想像出来ますよね。
数値化の思考が解けなくて難しく感じる場合は、居心地の良い
空間をイメージすることから始めまてみましょう。
