義仲英一
住みながらの満足度
こんばんは、義仲です。
インテリアのベースにもなる床材や壁材は、直接手や足
に触れたときの感触にもこだわりたいものです。
このこだわりが五感に優しい自然素材の家づくりが理想
の家の候補としてあげられる理由です。
建物に使われる素材は木や石などの自然素材と石油化学
製品を原料とした化学合成品に大きく別けられます。
安価で加工しやすい化学合成の建材が溢れている日本の
家づくりですが、自然素材の家づくりも消える事無く、
建てられ続けています。化学合成品では超えることの出来
ない自然素材の持つ性質が重宝されているからだと確信
しています。

経年変化による味わいを楽しむ事が出来るというのも自然
素材の魅力です。経年変化を感じられるという事はそれだけ
長い時間、住居の一部として住まいを支えてくれる証しだと
思うのです。ローコスト住宅として販売されていなくとも
自然素材の性能が生き、家の寿命を延ばす事に繋がりメンテ
ナンスは減り、長い目で見て結果的にローコストを招くのです。
理想の家づくりの候補としてあげあれる自然素材の家づくり
ですが、部材自体のコストを比べられやすく、価格が高いと
いう印象を持たれやすいのが残念な点です。永く住み続ける
という点、住みながらの満足度という点を考え、住まい選び
をする場合、自然素材の家と化学合成品の家どちらを選び
ますか?