義仲英一
床の間リフォーム
こんばんは、義仲です。
皆さんの住まいには床の間はありますか?
江戸時代の床の間は、来客が泊まるときに利用する空間でした。
現在では、花や掛け軸などを飾る場として利用されていることが多いですね。
しかし、床の間をもっと有効に利用したいと考える人が増えているようです。
時代の流れを感じます。
床の間の『床』というのは、もともと『少し高い場所』を指す言葉になります。
床の間の起源には諸説あり、仏壇の形式が変化したものという説や、殿様が座る
一段高い場所であった『上段』が起源という説もあります。
また、床の間は茶の湯に欠かせない、季節の花や掛け軸を飾ることのできる場所
であり、茶の湯文化の成熟とともに日本建築に根付いていった歴史もあります。
神聖なイメージは、こういった床の間の起源や成り立ちに関係しているのでしょう。

床の間を有効活用したいと考える際に、収納スペースにならないかと考えるので
あれば、クローゼットにして活用してみるのも良いでしょう。和室の雰囲気を活か
すのであれば、クローゼットも和風にすることで空間の統一性を保つ事が可能です。
床柱など構造上不可欠なものを損なわないようにして、以前より有効に活用する
ことの出来る空間づくりを計画されてみては如何でしょうか。