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  • 執筆者の写真義仲英一

凍害に注意

こんばんは、義仲です。

建築に関する凍害はコンクリートのみではありません。

凍害とは含まれる水分が凍結と融解を繰り返すことによって、劣化を

早めてしまう現象です。この凍害、外壁にも発生してしまうのです。


凍害は窯業系サイディングと呼ばれる外壁材に発生しやすい破損状態の

一つであり、主に塗料の剥離症状の一種として扱われます。窯業系サイ

ディングは耐久性や耐火性に優れるという特徴が謳われていますが、

一方で凍害が起きやすい外壁素材でもあるという面を持ち合わせています。

理由は、窯業サイディングの原料として、セメントなどが含まれている為、

凍害になりやすいのと、継ぎ目の経年劣化が早くそこから水分を含みやすい

状態を作り出してしまうからです。












劣化箇所を放置すると壁内の腐食も誘発させてしまうので、メンテナンスを

怠らないようにする必要があります。その点も理解したうえで外壁材選びを

行うようにしましょう。


凍害は外壁の素材が低温で凍結することによって発生するため、寒冷地や

日本海側の湿地で起こりやすいという地域の影響もありますが。寒さの

厳しくなる冬場においては、関東や関西などの太平洋側の平地であっても

発生することがあります。住まいの寿命を延ばしたいとお考えならば、

凍害対策について考えてみられると良いですよ。



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