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  • 執筆者の写真義仲英一

通気層で熱をシャットアウト?

こんばんは、義仲です。

長期優良住宅で推奨されている断熱工法では、外壁材であるサイディング

という壁が、熱を持ちやすく壁内に熱を与える事から、結露を引き起こす

事を国が認めた為、外壁と柱の間に15㎜程の通気層を設ける事になって

いる事をご存じでしょうか?

しかし、残念ながら通気層を設ける事で熱をシャットアウトする事は、

わずかしか期待する事が出来ません。通気層では伝導熱しか防ぐ事が出来ない

からなんです。

例えば、一般的な住宅の屋根裏(小屋裏)は高い部分で2m程あると思います。

この部分は屋根の通気層に当たる部分です。2m程ある通気層が存在しても、

部屋には熱が伝わりますよね?家の最上階が他の階と比較して温度が高いのは

屋根からの熱が伝わっているからです。屋根裏の通気層が伝導熱にしか対応

出来ていないのです。

通気層という空気層が存在していても熱が伝わるのは、遠赤外線という電磁波

が発生しているからです。伝導熱だけで無く、遠赤外線を防がなければ建物の

温度上昇は防げません。

では、どうやって遠赤外線を防ぐのか?防ぐ為には遮熱しなければなりません。

遮熱の考えを取り入れれば、通気層が無くても暑さに対応出来る住宅をつくる

事が可能なんです。もちろん結露を引き起こすリスクもありません。


IZUMO建築設計では、通気層では無く、遮熱にこだわった家づくりを行っています。


《屋根の遮熱》


《外壁の遮熱》


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