義仲英一
テレビの配置
こんばんは、義仲です。
新居の間取りを考える時、テレビの配置に悩んだことはありませんか?
どんな時に、どのようにテレビを見たいか。それを具体的にイメージ
しないまま配置すると失敗します。また、いずれ画面サイズの大きな
テレビに買い替えたいなら、その分のスペースも確保しておかなければ
なりません。本日はテレビの配置についてです。
先ずテレビの最適な視聴距離は、ハイビジョン、フルハイビジョンテレビ
であれば「画面の高さの約3倍」、4kテレビとなると「画面の高さの
1.5倍」と言われています。
部屋の広さから逆算すると、おすすめ視聴距離は、6畳=約0.9m、
8畳=約1.0m、10畳=約1.2mとなるようです。
1m程の距離でテレビを見ていて「近い」と注意された経験があるかも
しれませんが、適した距離で見ていた可能性もあるわけです。
画面に照明や外光が映り込むと、目が疲れるだけでなく、映像に集中でき
なくてストレスが溜まるということが考えられます。
そのため、いつ、だれが、どんな姿勢(目線の高さ)でテレビを見るのかを
より明確にし、適切な置き場所を探すのが良いでしょう。一緒に間取りを
つくりあげてくれる建築会社や設計事務所とあなたや家族の暮らし方情報を
共有して、ストレスを感じない置き場所探しを実現させましょう。
ダイニングにテレビを置くことで話題にあがるのが「ながら飯」について。
テレビだけでなく、スマホや新聞を見ながらの食事に対しても、良くない
との批判の声は多いです。どこまで良しとするかは、それぞれのご家庭の
判断ということになり難しい問題ではあります。間取りの工夫で、あなた、
そして家族にとって良い環境が住まいの中で増やせないか考えてみることも
大切になってきそうです。